KAWS(カウズ)の大型展覧会「KAWS TOKYO FIRST」が、森アーツセンターギャラリーにて開催中
https://www.youtube.com/watch?v=3EXNVEoaZFU
ニューヨーク・ブルックリンを拠点とする稀代のアーティスト、KAWS(カウズ)の個展が、森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)にて開催中だ。
KAWSにとっては日本国内初の大型展覧会となる本展。作品展示数は、制作初期の作品から最新作あわせて150点超とされている。愛らしくユーモアを持った絵画や彫像、AR作品などを通して、芸術制作の軌跡や彼の美術史的意義を追うことができるだろう。
今回の展覧会のタイトル「KAWS TOKYO FIRST」は、2001年に渋谷パルコで開催された日本初の個展と同タイトルであり、約20年のアーティスト生活を経た今、「原点回帰」という想いを込めているという。開催期間は2021年7月16日(金)~10月11日(月)まで。
*公式サイトによると、AR作品の展示を楽しむには「事前にAcute Artアプリをダウンロードしてご来場ください。」とアナウンスされている。混雑防止のため、展示に向かう前にダウンロードを済ませておくとよいだろう。
Acute Art (App Store/Google Play)
ARアプリ「Acute Art」操作方法 – KAWS TOKYO FIRST
KAWS(カウズ) プロフィール
1974年生まれ、アメリカ・ニュージャージー出身。本名はBrian Donnelly(ブライアン・ドネリー)。
90年代初めにグラフィティアーティストの一員として広く知られるようになり、その後、93年から96年までニューヨークの美術学校「School of Visual Arts」でアートを学ぶ。絵画、壁画、グラフィックデザイン、プロダクトデザイン、ストリートアート、巨大彫刻など多岐にわたる作品を手掛け、稀代のアーティストとしてグラフィティアート界を牽引している。
日本では97年から本格的な活動を開始。2001年に渋谷パルコにて日本初の個展「KAWS TOKYO FIRST」を開催し、大きな話題となる。また、ファッションアイテムとのコラボも日本国内で活発に展開され、過去にはナイキやユニクロといった著名企業とのコラボが実現。数々のコラボで国内でも知名度を上げていき、2019年におこなわれた「KAWS:HOLIDAY JAPAN」では富士山の麓のキャンプ場で壮大なアート作品を展示。アート作品を鑑賞しながら同時にキャンプも楽しめるというユニークなアクティビティで注目を集めた。
KAWSからのコメント
私はいつも日本文化との強いつながりを感じてきました。
そして、それは私の創作活動にとって常に大きな動機とインスピレーションの源になっています。この展覧会で、これまで20年にわたる私の作品の数々をご覧いただけること、そして、日本の皆様に、新作のペインティング、スカルプチャーを初披露できることをとても楽しみにしています。ぜひ、展覧会をお楽しみください。
「KAWS TOKYO FIRST」展示スケジュール
日程は社会情勢により変更の可能性あり。最新の情報は森アーツセンターギャラリーの展示ページを参照。
開催期間
2021年7月16日(金)~10月11日(月)
会場
森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
開館時間
10:00~20:00
※9月9日(木)は~17:00
※入館は閉館の30分前まで
料金
平日:一般 2,500円 / 高校・大学生 2,000円 / 小・中学生 900円
土日:一般 2,800円 / 高校・大学生 2,300円 / 小・中学生 1,200円
※全日日時指定制
※未就学児無料